日本で長年続くドラマの代表格といえばNHK『大河ドラマ』。
そこで今回は、歴代 大河ドラマの主演俳優や相手役の女優を一覧や、最年少で主役を務めたのは誰なのか調べてみました。
歴代【大河ドラマ】主演俳優・女優一覧
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第1作-第10作(1963-1972)
放送年 | タイトル/主人公 | 主演 | 相手役 |
1作 1963年 |
「花の生涯」 井伊直弼 |
尾上松緑 | 八千草薫 |
2作 1964年 |
「赤穂浪士」 大石内蔵助 |
長谷川一夫 | 山田五十鈴 |
3作 1965年 |
「太閤記」 豊臣秀吉 |
緒形拳 | 藤村志保 |
4作 1966年 |
「源義経」 源義経 |
尾上菊之助 | 波野久里子 |
5作 1967年 |
「三姉妹」 永井家 三姉妹 |
岡田茉莉子 藤村志保 栗原小巻 |
ー |
6作 1968年 |
「竜馬がゆく」 坂本龍馬 |
北大路欣也 | 浅丘ルリ子 |
7作 1969年 |
「天と地と」 上杉謙信 |
石坂浩二 | 樫山文枝 |
8作 1970年 |
「樅ノ木は残った」 原田甲斐 |
平幹二朗 | 吉永小百合 |
9作 1971年 |
「春の坂道」 柳生宗矩 |
中村錦之助 | 小林千登勢 |
10作 1972年 |
「新・平家物語」 平清盛 |
仲代達矢 | 中村玉緒 |
11作-20作(1973-1982)
放送年 | タイトル | 主演 | 相手役 |
11作 1973年 |
「国盗り物語」 斎藤道三 織田信長 |
平幹二朗 高橋英樹 |
三田佳子 松坂慶子 |
12作 1974年 |
「勝海舟」 勝海舟 |
渡哲也 →松方弘樹 |
丘みつ子 |
13作 1975年 |
「元禄太平記」 柳沢吉保 |
石坂浩二 | 若尾文子 |
14作 1976年 |
「風と雲と虹と」 平将門 |
加藤剛 | 真野響子 |
15作 1977年 |
「花神」 大村益次郎 |
中村梅之助 | 浅丘ルリ子 |
16作 1978年 |
「黄金の日日」 呂宋助左衛門 |
市川染五郎 | 栗原小巻 |
17作 1979年 |
「草燃える」 源頼朝 |
石坂浩二 | 岩下志麻 |
18作 1980年 |
「獅子の時代」 平沼銑次 苅谷嘉顕 |
菅原文太 加藤剛 |
大原麗子 |
19作 1981年 |
「おんな太閤記」 ねね |
佐久間良子 | 西田敏行 |
20作 1982年 |
「峠の群像」 大石内蔵助 |
緒形拳 | 多岐川裕美 |
主演俳優の降板というのは長い大河ドラマの歴史の中でも、この『勝海舟』の一度だけだよ。
21作-30作(1983-1992)
放送年 | タイトル | 主演 | 相手役 |
21作 1983年 |
「徳川家康」 徳川家康 |
滝田栄 | 大竹しのぶ |
22作 1984年 |
「山河燃ゆ」 天羽賢治 天羽忠 |
松本幸四郎 西田敏行 |
多岐川裕美 |
23作 1985年 |
「春の波涛」 川上貞奴 |
松坂慶子 | 中村雅俊 |
24作 1986年 |
「いのち」 岩田(高原)未希 |
三田佳子 | 伊武雅刀 |
25作 1987年 |
「独眼竜政宗」 伊達政宗 |
渡辺謙 | 桜田淳子 |
26作 1988年 |
「武田信玄」 武田信玄 |
中井貴一 | 紺野美沙子 |
27作 1989年 |
「春日局」 春日局 |
大原麗子 | 山下真司 |
28作 1990年 |
「翔ぶが如く」 西郷隆盛 大久保利通 |
西田敏行 鹿賀丈史 |
田中裕子 |
29作 1991年 |
「太平記」 足利尊氏 |
真田広之 | 沢口靖子 |
30作 1992年 |
「信長」 織田信長 |
緒形直人 | 菊池桃子 |
「独眼竜政宗」の舞台地・宮城県に観光客が大勢押し寄せたことを きっかけに、この作品以降は誘致合戦が行わるようになったよ。
31作-40作(1993-2001)
放送年 | タイトル | 主演 | 相手役 |
31作 1993年 |
「琉球の風」 楊啓泰 |
東山紀之 | 原田知世 |
32作 1993年 |
「炎立つ」 藤原経清 藤原清衡 藤原泰衡 |
渡辺謙 村上弘明 |
古手川祐子 |
33作 1994年 |
「花の乱」 日野富子 |
三田佳子 | 市川團十郎 |
34作 1995年 |
「八代将軍吉宗」 徳川吉宗 |
西田敏行 | 藤村志保 |
35作 1996年 |
「秀吉」 豊臣秀吉 |
竹中直人 | 沢口靖子 |
36作 1997年 |
「毛利元就」 毛利元就 |
中村橋之助 | 富田靖子 |
37作 1998年 |
「徳川慶喜」 徳川慶喜 |
本木雅弘 | 石田ひかり |
38作 1999年 |
「元禄繚乱」 大石内蔵助 |
中村勘九郎 | 大竹しのぶ |
39作 2000年 |
「葵 徳川三代」 徳川家康 徳川秀忠 徳川家光 |
津川雅彦 西田敏行 尾上辰之助 |
岩下志麻 |
40作 2001年 |
「北条時宗」 北条時宗 |
和泉元彌 | 西田ひかる |
歴代の大河では きれいな武将が多いなか、テンション高く無様に演じた「秀吉」は、新しい試みだったね。
41作-50作(2002-2011)
放送年 | タイトル | 主演 | 相手役 |
41作 2002年 |
「利家とまつ」 前田利家 まつ |
唐沢寿明 松嶋菜々子 |
ー |
42作 2003年 |
「武蔵 MUSASHI」 宮本武蔵 |
市川新之助 | 米倉涼子 |
43作 2004年 |
「新選組!」 近藤勇 |
香取慎吾 | 麻生久美子 |
44作 2005年 |
「義経」 源義経 |
滝沢秀明 | 上戸彩 |
45作 2006年 |
「功名が辻」 千代 山内一豊 |
仲間由紀恵 上川隆也 |
ー |
46作 2007年 |
「風林火山」 山本勘助 |
内野聖陽 | 浅田美代子 |
47作 2008年 |
「篤姫」 天璋院 |
宮﨑あおい | 瑛太 |
48作 2009年 |
「天地人」 直江兼続 |
妻夫木聡 | 相武紗季 |
49作 2010年 |
「龍馬伝」 坂本龍馬 |
福山雅治 | 蒼井優 |
50作 2011年 |
「江 〜姫たちの戦国〜」 江 |
上野樹里 | AKIRA |
香取慎吾さんや、福山雅治さんなど人気俳優を主役に抜擢したり、「篤姫」ではホームドラマの要素を取り入れた演出が好評だったね。
51作-60作(2012-2021)
放送年 | タイトル | 主演俳優 | 相手役 |
51作 2012年 |
「平清盛」 平清盛 |
松山ケンイチ | 杏 |
52作 2013年 |
「八重の桜」 新島八重 |
綾瀬はるか | 綾野剛 |
53作 2014年 |
「軍師官兵衛」 黒田官兵衛 |
岡田准一 | 中谷美紀 |
54作 2015年 |
「花燃ゆ」 杉文 |
井上真央 | 東出昌大 |
55作 2016年 |
「真田丸」 真田信繁 |
堺雅人 | 黒木華 |
56作 2017年 |
「おんな城主 直虎」 井伊直虎 |
柴咲コウ | 三浦春馬 |
57作 2018年 |
「西郷どん」 西郷隆盛 |
鈴木亮平 | 黒木華 |
58作 2019年 |
「いだてん」 金栗四三 田畑政治 |
中村勘九郎 阿部サダヲ |
綾瀬はるか 麻生久美子 |
59作 2020年 |
「麒麟がくる」 明智光秀 |
長谷川博己 | 木村文乃 |
60作 2021年 |
「青天を衝け」 渋沢栄一 |
吉沢亮 | 橋本愛 |
だから、歴史を扱う「大河ドラマ」では、物語を動かすのは、どうしても脇の男性陣になってしまって、女性主人公の存在が薄くなってしまうんだ。
61作-(2022-)
放送年 | タイトル | 主演俳優 | 女優 |
61作 2022年 |
「鎌倉殿の13人」 北条義時 |
小栗旬 | ー |
「葵 徳川三代」、「義経」に出演し、「天地人」の石田光成役でブレイク、最近では「西郷どん」で坂本龍馬役を演じており、着実にキャリアを積んできているよね。
2022年では、とうとう主演となるので、小栗さんのこれまでの集大成を見せてもらいたいよ。
「大河ドラマ」主演の最年少は?ギャラはいくら?
半世紀以上も続いてきた長い「大河ドラマ」の主演を務めた俳優の中で最年少は誰なのか調べてみました。
「篤姫」主演の宮崎あおいが最年少
大河ドラマ史上最年少の主演は、2008年に放送された「篤姫」の主演・宮崎あおいさんでした。
演じた当時の年齢は22歳!
しかし、宮崎さんは22歳とはいえ4歳の頃から子役として活動しているので、芸歴は18年とベテランでした。
また朝ドラ「純情きらり(2006年)」でも主演をつとめた経験があり、演技力には定評があったので、若くして大河の主演を任されたようです。
「大河ドラマ」主演のギャラは?
“演技の紅白歌合戦”と呼ばれる「大河ドラマ」の主演のギャラは、一体いくらくらいなのでしょうか?
堺雅人さんの場合は・・・
『真田丸(2016年)』で主演をつとめた堺雅人さんのギャラは、1話=70万円だそうです。
まぁまぁ高いじゃん!と思いましたが、堺さんの名を一躍有名にした「半沢直樹」は、1話=180万円、「リーガルハイ」では1話=200万円とのことなので、「大河ドラマ」は、半分以下のギャラのようです。
『功名が辻(2006年)』で、主人公の山内一豊の同僚・堀尾吉晴の妻“いと”役を演じる予定だった杉田かおるさんは、ギャラが思ったよりも安いという理由から降板したということもありました。
NHKは、民放よりもギャラが安いとは聞きますが、「大河ドラマ」も例外ではないようですね。
最後に
歴代の『大河ドラマ』の主演俳優・女優をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。
『大河ドラマ』の主役を務めるというのは、相当な責任と重圧があると思いますが、その演技が認められれば、トップスターへの仲間入りが約束されます。
今後も、『大河ドラマ』の主演に注目していきたいと思います。