【上方漫才大賞の歴代優勝者一覧】日本で一番古いお笑い賞レース!

関西の笑いの文化を発展させるために、1966年に始まった『上方漫才大賞』。

上方漫才大賞は、お笑いの賞レースの中では、最も古いコンテストなのよ。
関西ローカルの放送だけど、この歴史ある大会の優勝者は、毎年 話題となっているね。

そこで今回は、上方漫才大賞の歴代優勝者一覧や、賞の内容や賞金をまとめてみました。

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上方漫才大賞の歴代の優勝者一覧

2010-2020

大賞 奨励賞 新人賞
2020 シャンプーハット 中止 中止
2019 中川家(2) かまいたち ミキ
2018 ダイアン 和牛 祇園
2017 海原やすよ・ともこ(2) スーパーマラドーナ トット
2016 オール阪神・巨人(4) 銀シャリ コマンダンテ
2015 テンダラー 学天即 吉田たち
2014 笑い飯 ダイアン 学天即
2013 千鳥 テンダラー プリマ旦那
2012 海原やすよ・ともこ シャンプーハット プラスマイナス
2011 ブラックマヨネーズ 千鳥 銀シャリ
2010 中川家 笑い飯 スマイル
現在、お笑い界を席巻している千鳥やブラマヨ、笑い飯も優勝や奨励賞をとっているわ。
芸人なら「喉から手が出るほど欲しい」と言われるだけあって、優勝するとその後ブレイクするコンビが多いね。

2000-2009

大賞 奨励賞 新人賞
2009 矢野・兵動 シンデレラエキスプレス ジャルジャル
2008 ティーアップ 海原やすよ・ともこ ギャロップ
2007 メッセンジャー 矢野・兵動 なすなかにし
2006 大木こだま・ひびき(2) 安田大サーカス NON STYLE
2005 中田カウス・ボタン(3) メッセンジャー 南海キャンディーズ
2004 フットボールアワー ティーアップ せんたくばさみ
2003 横山ホットブラザーズ アメリカザリガニ チョップリン
2002 ますだおかだ フットボールアワー ブラックマヨネーズ
2001 中田カウス・ボタン(2) ますだおかだ COWCOW
2000 ちゃらんぽらん 海原はるか・かなた シンクタンク

1990-1999

大賞 奨励賞 新人賞
1999 おかけんた・ゆうた ちゃらんぽらん アメリカザリガニ
1998 里見まさと・亀山房代 トゥナイト ハリガネロック
1997 酒井くにお・とおる おかけんた・ゆうた 海原やすよ・ともこ
1996 大木こだま・ひびき どんきほ~て ジャリズム
1995 ハイヒール 里見まさと・亀山房代 中川家
1994 横山たかし・ひろし 酒井くにお・とおる 千原兄弟
1993 トミーズ(2) 横山たかし・ひろし トゥナイト
1992 トミーズ 大木こだま・ひびき 犬丸兄弟
1991 中田カウス・ボタン トミーズ ティーアップ
1990 宮川大助・花子(2)  中田カウス・ボタン どんきほ~て

1980-1989

大賞 奨励賞 新人賞
1989 ダウンタウン トミーズ ビッグブラザーズ
1988 若井小づえ・みどり ダウンタウン 清水圭・和泉修
1987 宮川大助・花子 大木こだま・ひびき ダウンタウン
1986 太平サブロー・シロー 宮川大助・花子 パート2
1985 オール阪神・巨人(3) 太平サブロー・シロー トミーズ
1984 今いくよ・くるよ 西川のりお・上方よしお 宮川大助・花子
1983 オール阪神・巨人(2) 若井小づえ・みどり ミヤ蝶美・蝶子
1982 オール阪神・巨人 今いくよ・くるよ 太平サブロー・シロー
1981 ザ・ぼんち オール阪神・巨人 春やすこ・けいこ
1980 横山やすし・西川きよし(3) 青芝フック・キック 島田紳助・松本竜介
ダウンタウンは、1980年代に頭角をあらわしてきたんだね。
ダウンタウンの漫才を見て、勝てないと思ったことで、紳助さんがコンビを解消したのは有名な話だね。

1970-1979

大賞 奨励賞 新人賞
1979 コメディNo.1 ちゃっきり娘 ザ・ぼんち
1978 Wヤング(2) B&B 青芝まさお・あきら
1977 横山やすし・西川きよし(2) 若井ぼん・はやと 浮世亭ジョージ・ケンジ
1976 チャンバラトリオ 上方柳次・柳太 オール阪神・巨人
1975 Wヤング 青芝フック・キック 海原かける・めぐる
1974 三人奴 人生幸朗・生恵幸子 トリオ・ザ・ミミック
1973 レツゴー三匹 Wヤング はな寛太・いま寛大
1972 宮川左近ショー チャンバラトリオ 浮世亭三吾・十吾
1971 島田洋之介・今喜多代 横山ホットブラザーズ レツゴー三匹
1970 横山やすし・西川きよし 平和ラッパ・日佐丸 コメディNo.1

1966-1969

大賞 奨励賞 新人賞
1969 夢路いとし・喜味こいし フラワーショウ 正司敏江・玲児
1968 中田ダイマル・ラケット 漫画トリオ 若井ぼん・はやと
1967 海原お浜・小浜 鳳啓助・京唄子 横山やすし・西川きよし
1966 かしまし娘 島田洋之介・今喜多代 若井はんじ・けんじ
海原お浜・小浜の“小浜”さんは、「海原やすよ・ともこ」の祖母にあたる人で、1975年に新人賞をとった「海原かける・めぐる」(めぐるさんは現・池乃めだかさん)は、息子という漫才家系なんだよね。
3世代にわたって上方漫才大賞の受賞歴があるって、すごい!
ちなみに、第1回上方お笑い大賞には、上沼恵美子さんが姉と組んだ「海原千里・万里」が銀賞を受賞しているよ。
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上方漫才大賞の賞金や審査方法

歴代優勝者が分かったところで、若手お笑い芸人が、しのぎを削り頂点を目指す『上方漫才大賞』の賞金や審査方法をご紹介します。

上方漫才大賞の出場資格

上方漫才大賞の出場資格は、明確にはありません!

しかし上方というだけあって、関西(近畿地方)在住、関西にルーツがある、あるいは出身の人の出場が多く、歴代優勝者をみても分かるように関西で活躍する芸人さんばかりです。

ネタも「関西あるある」など関西人に親しみのあるものが、好まれる傾向があり、海原やすよ ともこは、「大阪の女性の生態」をテーマにしたネタで大賞をとっています。

上方漫才大賞の賞金

上方漫才大賞の賞金は、

◇大賞 200万円
◇奨励賞 150万円
◇新人賞 100万円
となっています。
M-1グランプリの1000万円と比べると少ないですが、歴史ある賞なので、漫才師なら絶対に手にしたい賞レースです。
大賞をきっかけに、ネタ番組やバラエティ番組に出演オファーが増えたり、東京進出するキッカケにもなっていますね。

上方漫才大賞の審査方法

上方漫才大賞の審査方法は、審査員による審査に加え視聴者・観覧者によるインターネット投票「かみまん投票」の結果で、受賞者が決定されます。

M-1の決勝は、プロの審査員が優勝者を決定しますが、上方漫才大賞は、一般人もインターネットで気軽に参加できるので、より視聴者の感覚に近い結果になることが多いようです。

ちなみにネタ順は、トップは不利で、後ろにいくほど有利になるといわれています。

最後に

若手からベテランまで、芸をぶつけ合い、その年最も活躍した漫才師が決定する上方漫才大賞。

今年は誰が、優勝するのでしょうか。

関西に住んでいるかたはもちろん、馴染みのない関西以外の地域の方も注目してみてくださいね。

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