【フジ火9ドラマ歴代一覧】と視聴率ランキングトップ10

フジテレビで火曜9時枠で放送される連続ドラマ『フジ火9』。

フジ火9時のドラマといえば、ジャンルにとらわれず新しい作品を生み出してきたイメージがあるわ。
『古畑任三郎』や『救命病棟24時』などはシリーズ化、『踊る大捜査線』は映画化までされてるなど、人気作も多いよ。
そこで今回は、フジテレビ火9ドラマの歴代作品と、視聴率トップ10をご紹介いたします。
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フジ火9ドラマ歴代一覧

1990年代

1996年
◆ 『みにくいアヒルの子』岸谷五朗
◆『ナースのお仕事』観月ありさ/松下由樹
◆『こんな私に誰がした』筒井道隆/武田真治
1997年
◆ 『踊る大捜査線(第1シリーズ)』織田裕二
◆『総理と呼ばないで』田村正和
◆『月の輝く夜だから』江角マキコ
◆『ナースのお仕事2』観月ありさ/松下由樹
1998年
◆ 『きらきらひかる』深津絵里
◆ 『WITH LOVE』竹野内豊/田中美里
◆『 神様、もう少しだけ』金城武/深田恭子
◆『殴る女』和久井映見
1999年
◆『 救命病棟24時(第1シリーズ)』江口洋介/松嶋菜々子
◆ 『古畑任三郎(第3シーズン)』田村正和
◆ 『小市民ケーン』木梨憲武
◆『OUT~妻たちの犯罪~』田中美佐子

フジ月9が「王道のラブストーリー」を得意としていたのに対して、後からできた火9は「刑事もの」「医療系」など社会派ドラマや、新しいジャンルにチャレンジしていた印象があります。
『踊る大捜査線』や『ナースのお仕事』『救命病棟24時』の大ヒットで、フジ火9枠は、視聴者に定着していきました。
ナースのお仕事の「せんぱぁ~い」「あ~さ~く~ら~」のやりとり好きだったわぁ。これ見て、看護婦目指す人が増えたけど、ドラマと現実のギャップは大きかったみたい。
そりゃそう。朝倉みたいに、点滴は3回に1回は失敗、入浴介助で熱湯を出しちゃう看護師には担当になって欲しくない(笑)。

2000年代

2000年
◆ 『お見合い結婚』松たか子/ユースケ・サンタマリア
◆ 『ナースのお仕事3』観月ありさ/松下由樹
◆『編集王』原田泰造
2001年
◆ 『女子アナ』水野美紀
◆ 『新・お水の花道』財前直見
◆『救命病棟24時(第2シリーズ)』江口洋介
◆『さよなら、小津先生』田村正和
2002年
◆『初体験』水野美紀
◆『 整形美人。』米倉涼子
◆『ナースのお仕事4』観月ありさ/松下由樹
◆『DOUBLE SCORE』反町隆史/押尾学
2003年
◆ 『お義母さんといっしょ』水野美紀
◆ 『顔』仲間由紀恵、オダギリジョー
◆『WATER BOYS』山田孝之
◆『あなたの隣に誰かいる』夏川結衣/ユースケ・サンタマリア
2004年
◆『FIRE BOYS~め組の大吾~』山田孝之
◆『ワンダフルライフ』反町隆史
◆『 WATER BOYS 2』市原隼人
◆『めだか』ミムラ
2005年
◆『 救命病棟24時(第3シリーズ)』江口洋介/松嶋菜々子
◆『 海猿-UMIZARU EVOLUTION-』伊藤英明
◆『 離婚弁護士II~ハンサムウマン~』天海祐希
◆『1リットルの涙』沢尻エリカ
2006年
◆『 Ns’あおい』石原さとみ
◆『アテンションプリーズ』上戸彩
◆『 ダンドリ。~Dance☆Drill~』榮倉奈々
◆『役者魂!』松たか子/藤田まこと
2007年
◆『 今週、妻が浮気します』ユースケ・サンタマリア
◆『 花嫁とパパ』石原さとみ
◆『 花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』堀北真希
◆『暴れん坊ママ 』上戸彩
2008年
◆『 ハチミツとクローバー』成海璃子
◆『 絶対彼氏~完全無欠の恋人ロボット~』速水もこみち
◆『 シバトラ~童顔刑事・柴田竹虎~』小池徹平
◆『セレブと貧乏太郎』上戸彩/上地雄輔
2009年
◆『 メイちゃんの執事』水嶋ヒロ、榮倉奈々
◆『 アタシんちの男子』堀北真希
◆『 救命病棟24時(第4シリーズ) 』江口洋介/松嶋菜々子
◆『 オトメン(乙男)~秋~』岡田将生/夏帆
◆『LIAR GAME Season2』戸田恵梨香/松田翔太

『WATER BOYS』『 花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』など若手の起用や人気漫画原作の作品が多い2000年代。

また、堀北真希、石原さとみ、上戸彩など人気女優を主演においた作品も見られ、完全にターゲットを若者に絞っていました。

『1リットルの涙』は沢尻エリカの泣きじゃくる演技は感動したし、レミオロメンが歌う主題歌「粉雪」もよく聞いてた。沢尻エリカは、華があったし、ほんとうに薬物で逮捕されて残念。
Name
男性の若手人気俳優を多く輩出した『ウォーターボーイズ』も外せない。山田孝之や田中圭、玉木宏や瑛太など主役級の役者さんが多くキャスティングされており、今ではお宝作品だよ。

2010年代

2010年
◆『 泣かないと決めた日』榮倉奈々
◆『 絶対零度~未解決事件特命捜査~』上戸彩
◆『ジョーカー 許されざる捜査官』堺雅人
◆『フリーター、家を買う。』二宮和也
2011年
◆『 CONTROL~犯罪心理捜査~』松下奈緒
◆『 名前をなくした女神』杏
◆『 絶対零度~特殊犯罪潜入捜査~』上戸彩
◆『謎解きはディナーのあとで 』櫻井翔
2012年
◆『ストロベリーナイト』竹内結子
◆『リーガル・ハイ(第1シリーズ)』堺雅人/新垣結衣
◆『 息もできない夏』武井咲
◆『遅咲きのヒマワリ』生田斗真
2013年
◆『ラストホープ』相葉雅紀
◆『 鴨、京都へ行く。~老舗旅館の女将日記~』松下奈緒
◆『救命病棟24時(第5シリーズ) 』松嶋菜々子
◆『ミス・パイロット』堀北真希
2014年
◆『 福家警部補の挨拶』壇れい
◆『ビター・ブラッド~最悪で最強の親子刑事~』佐藤健/渡部篤郎
◆『 あすなろ三三七拍子』柳葉敏郎
◆『すべてがFになる』武井咲/綾野剛
2015年
◆『ゴーストライター』中谷美紀
2016年
◆『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』吉田羊
2017年
◆『 嘘の戦争』草なぎ剛
◆『 CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』小栗旬
◆『 僕たちがやりました』窪田正孝
◆『明日の約束 』井上真央
2018年
◆『 FINAL CUT』亀梨和也
◆『シグナル 長期未解決事件捜査班』坂口健太郎
◆『 健康で文化的な最低限度の生活』吉岡里帆
◆『僕らは奇跡でできている』高橋一生
2019年
◆『後妻業』木村佳乃
◆『パーフェクトワールド』松坂桃李
◆『TWO WEEKS 』三浦春馬
◆『まだ結婚できない男 』阿部寛


この時代は月9の視聴率が爆死続きとなり、火9枠が月9の視聴率を抜いてしまうことも。

これまで若者向けだった作品から、現代社会の問題を扱った『フリーター、家を買う。』や『 CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』『TWO WEEKS 』などのサスペンスものまで、上質で大人向けの作品が目立ってきました。

私は、逃げ恥よりもリーガルハイの新垣結衣が好きだし、半沢直樹よりリーガルハイの堺雅人が好きよ。
絶妙な社会風刺で、スカッと笑えるドラマだった。
堺雅人 演じる古美門の早口&長ゼリフや、大どんでん返しの結末など見ごたえたっぷり。

2020年代

2020年
◆『10の秘密』向井理
◆『竜の道 二つの顔の復讐者』玉木宏
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フジ火9視聴率ランキングトップ10

フジテレビ火9の歴代ドラマが分かったところで、ここからは数ある人気作のなかから視聴率トップ10をご紹介します。

作品/放送年 視聴率
1位『古畑任三郎3』(1999) 25.1%
2位『神様、もう少しだけ』(1998) 22.5%
3位『救命病棟24時 2』(2001) 20.3%
3位『救命病棟24時 1』(1999) 20.3%
4位『ナースのお仕事3』(2000) 19.2%
4位『ナースのお仕事2』(1997) 19.2%
4位『救命病棟24時 4』(2009) 19.2%
4位『救命病棟24時 3』(2005) 19.2%
9位『踊る大捜査線』(1997) 18.2%
10位『WITH LOVE』(1998) 18.1%

『古畑任三郎』の斬新さ

1位を獲得したのは、三谷幸喜脚本で田村正和主演の推理ドラマ『古畑任三郎』。

みなさん納得の“1位”ではないでしょうか。

『古畑任三郎』の特徴は、最初に犯人が明かされ、古畑任三郎が推理しながら犯人と駆け引きし、追い詰めていく一話完結型という点です。

犯人が最初に分かっているにもかかわらず、人間味あふれる犯人の動機や意外性のある事件背景によって、視聴者は釘付けとなりました。

日本版「刑事コロンボ」という表現もされていましたね。

また犯人役のゲストは、大御所俳優、お笑い芸人、歌舞伎役者、アイドル、有名スポーツ選手が務めたことも高視聴率に繋がっており、SMAP全員やイチロー選手の回は、かなり話題になりました。

『救命病棟24時』などの医療系がヒット!

ランキングで目立つのは、『救命病棟24時』と『ナースのお仕事』のシリーズが半数以上を占めていること。

『ナースのお仕事』はコメディタッチではありますが、専門的なエピソードも多く登場します。

医療系ドラマがなぜ人気があるかというと、私たちの生活に身近な内容であることではないでしょうか。

恋愛ドラマは、ドラマティックにしようとすると、ありえない設定やとっぴな展開になり、よっぽど脚本がおもしろくないと、視聴者は離れていきます。

一方、医療系は、病気、患者のエピソードは無限にあり、病気の前兆→診断(葛藤)→治療→結末(別れ)など、物語の流れがハッキリしているので視聴者も自然に話に入っていけます。

『救命病棟24時』は、どうしても救うことの出来ない命があるということや、病院スタッフの人間模様や派閥抗争をリアルに描いたことも、視聴者を惹きつけました。

【フジテレビ月曜9時ドラマ歴代一覧】と視聴率ランキングは⇒こちら

最後に

フジ火9時の歴代作品を見ると、月9と違い、新しいジャンルにチャレンジしてきたことが分かります。

最近のフジドラマは低迷が続いていますが、過去の作品をみると、秀逸な作品の宝庫であり、また見返したくなってきますね。

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