春休みの子どもの定番映画作品といえば『ドラえもん』。
そこで今回は、『ドラえもん』歴代映画作品と、後半では人気ランキングトップ10をご紹介いたします。
ドラえもん歴代映画一覧
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
作品名 | 興行収入/動員数 |
『のび太の新恐竜』 2020年 |
2020年8月公開予定 |
3D作品
作品名 | 興行収入/動員数 |
『STAND BY ME ドラえもん』 2014年 |
|
『STAND BY ME ドラえもん2』 |
近日公開予定 |
ドラえもん歴代映画ランキングトップ10
10位『のび太のひみつ道具博物館』2013年
『ドラえもん』で登場する“ひみつ道具”がふんだんに登場することで、ファンにはたまらない『のび太のひみつ道具博物館』。
謎解き要素も盛り込まれるなど、新しい展開にも挑戦した本作ですが、スネ夫とジャイアンがガリバートンネルで小さくなったりと、お約束のシーンも多く登場するので、子どもも大人も楽しめます。
ミステリーあり、笑いあり、そして最後には、のび太とドラえもんの強い友情に繋がり…と、見終わった後には心温まる作品です。
9位『のび太とアニマル惑星』1990年
1990年とちょっぴり昔の作品ながら、作り込まれたストーリーでランクインした『のび太とアニマル惑星(プラネット)』。
一定のリズムの中登場するピンクのモヤは、子どもの頃に見て「怖かった!」と覚えている人も多いのではないでしょうか。
環境破壊や侵略などの深いテーマを、アニマル惑星の住人やニゲムを通して「ちきゅうはだいじにしなきゃいけないよね!」と学べるのも素晴らしいですね。
8位『のび太のねじ巻き都市冒険記』1997年
藤子・F・不二雄さんがストーリーを手がけた映画でもある『のび太のねじ巻き都市(シティ)』。
ドラえもんがくじ引きで手に入れた無人惑星で、ひみつ道具「命のネジ」でぬいぐるみに命を吹き込み…という物語の本作は、最近の作品のような壮大さは無いものの、「仲間と力を合わせる」という分かりやすいテーマを扱っているので、小さいお子様でも楽しめるようになっています。
7位『のび太の南極カチコチ大冒険』2017年
「冒険活劇」という言葉がぴったりで、SFファンもうなる名作『のび太の南極カチコチ大冒険』。
ドラえもんったちが、が10万年前と現代を行き来するストーリーは、小さい子には少し分かりにくいかもしれませんが、氷細工の遊園地、古代遺跡のバトルシーンなど見ごたえ抜群。
感動シーンが少ないという方もいますが、何もドラえもんは感動を売りにしていないので、全然OK。
6位『のび太の宇宙漂流記』1999年
「どこでもドアって、どこでも行けないんだ」と思ったのが『のび太の宇宙漂流記』。
300年もの間、安住の地を求め宇宙を彷徨う難民と、ドラえもんたちが悪に立ち向かうシーンは大人でもワクワクしてしまいます。
笑いあり、プチ恐怖あり、突然やってくる感動場面など、やや詰め込み感はあるが無駄のないストーリーは、ファンからの支持も高い作品。
1999年に大流行したノストラダムスの大予言やユーゴスラビアの紛争を絡めて物語が進んでいくのも、時代を感じられて◎。
5位『新・のび太の日本誕生』2016年
大人気『のび太の日本誕生』をリメイクした『新・のび太の日本誕生』。
タイムパトロールは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を彷彿とさせ、オリジナルのときより格段に映像が美しくなって、引きこまれます。
小学校の頃に『のび太の日本誕生』を映画館で見た世代は、セリフなどのオマージュも楽しめます。
前作ファンの期待を裏切らず、子ども時代に戻ったような懐かしさを感じさせてくれる良作です。
4位『のび太の南海大冒険』1998年
冒険要素はもちろんのこと、ジャイアンの恋やカワイイドラえもん、そして『のび太の日本誕生』のタイムパトロール隊が出てくるなど、レア感満載の『のび太の南海大冒険』。
話の起承転結もしっかりできており、バランスのとれた脚本で、評価の高い作品です。
吉川ひなの の黒歴史な主題歌が聞けるのも本作だけ(笑)。
3位『のび太の日本誕生』1989年
ドラえもん映画10周年記念作でもある『ドラえもん、のび太の日本誕生』は、大ヒット作品だけあり劇場で見た方も多いのではないでしょうか。
未知の生き物を卵から育てたり、洞窟の家を作ったり、お肉やラーメン、フルーツなどを畑で育てるなど、一から作り上げる感じも見ていて楽しいですね。
時間犯罪者ギガゾンビやドラえもんが神隠しについて説明するところは、子ども心にとっても怖かったのを思い出します。
「ドラ映画史上NO.1」という根強い人気を誇る作品で、配給収入20憶を叩き出したオバケ作なので一見の価値あり。
2位『のび太の月面探査記』2019年
「新ドラオリジナルでは最高傑作」と呼び声が高いのが『のび太の月面探査機』。
直木賞作家であり、大のドラえもんファン辻村深月さんが脚本を務めただけあって、要所要所の過去作品のオマージュが登場します。
また宇宙の美しさや、ルカという少年の表情も素晴らしく映像のクオリティは、「さすが」の一言。
昔のドラえもんを彷彿とさせる物語は、素直に楽しめ、泣け、熱くなれるので親子そろって楽しめる作品です。
1位『のび太の宝島』2018年
感動要素を期待する人には、もってこいの『のび太の宝島』。
「泣ける」とはいっても、丁寧な描写のおかげか感動の押し売り感はなく、素直に“親子愛”に感動することが出来る作品です。
子どもにとって、やや難しいストーリーですが、壮大でダイナミックな映像のおかげでグイグイ引きこまれ、うちの4歳の子どもも最後まで夢中で見ていました。
「ワクワク、ドキドキ、感動!」ドラえもん本来の作風に原点回帰したような作風で、興行収入は50億2000万と過去最高となりました。
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最後に
『ドラえもん』の映画作品は、平均的にどの作品もクオリティが高く、大人は懐かしさも含めて楽しめるので、親子そろって見られるのも魅力。
まだ見たことが無い方は、人気ランキングに入っている作品から見始めてはいかがでしょうか。